研究室紹介


 このページでは、本研究室の紹介を行っています。来年度からの 研究室配属を考えている方や、大学院からの研究テーマとして 興味のある方にはぜひご一読いただけたらと思います。
 もちろん、ここに記載されていることが全てではありませんので、 興味をお持ちになられましたら、ご遠慮なく研究室までご連絡 ください。


Q1. どんなことをしていますか?
水害時の水の挙動をスイリしています。

 日本では都市は低平地に発達してきました。低平地で河川沿いに堤防が 作られているような場合、雨が自然に河川へ流れ込む、というわけでは ありません。 雨水はいったん、下水道をとおりポンプ場から強制的に排水されています。 しかし、ポンプ場の能力を上回る降雨が発生したときなどには、 地上に氾濫水がたまってしまいます。このようなときに、地上で氾濫水が どのような挙動を示すのか、水理学的に研究を行っています。
 また、高度に都市化の進んでいる都市には地下街や地下鉄が複雑に 連結し形成されています。一度地下に入り込んだ雨水がどのように 浸水していくのかを知ることは、避難経路の設定など防災上大変に 重要な課題でもあります。


Q2. 研究室の目標はなんですか?
都市を水から守ります。

 人口や資産の密集している都市部でひとたび洪水氾濫が発生すると、 経済的な損害は計り知れないものとなります。特に、地下街での 浸水発生時には電気系統の損傷によりインフラは甚大なダメージを 受け、復旧には多くの時間がかかります。また、人的な被害も実際に 報告されています。
 「予防に勝る治療無し」という言葉もあるように、災害を未然に 防ぐことがなにより大切です。予期される洪水災害に対し、 氾濫水の挙動を詳細に予測し、最善の対策を立案するための情報を 提供していくことも重大な課題であると考えています。


Q3. セールスポイントはなんですか?
あなたのやりたいことができます。

 本研究室では各自の自主性が最大限に尊重されます。研究したい ことがあれば、そのことについて強力にバックアップしてくれます。 また、時間的制約はまったくありません。自分の生活時間に合わせて 研究を進めることが可能です。研究を進める上で必要な コンピュータは一人の学生に対し一台以上が確実に保障されます。 また、研究上必要なものは研究室から補助がでます。
 百聞は一見にしかずといいます。本研究室に興味をもたれましたら ぜひ一度見学に来てください。 メイルでの質問も大歓迎です。 気軽にご連絡ください。お待ちしております。